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これは8月に開催する、大会参加校全校に出席いただくことになっている「青少年センター下
見」並びに「舞台技術講習会」で配布する資料です。舞台人にとって必要な約束事や心構えに ついてまとめてあります。ぜひ熟読していただき、勉強して下さい。
1、礼に始まり、礼に終わる
舞台を使用する際に、まず大事なことは「あいさつ」である。会館スタッフには「事務」をつかさ
どる方、「警備」、「清掃」をする方、そして「舞台(現場)」を取り仕切る方など、多くの方々によ って、運営されている。舞台を利用させていただくという謙虚な気持ちを持っていれば、必然的 に「あいさつ」はできるものだが、現実には結構「我がもの顔」の演劇部が多かったりする。「お はようございます」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」…明るく、はきはきと挨拶を する習慣を持つようにしよう。
2、譲り合いの気持ちを大切に
自主公演ならまだしも、他校とともにやる発表会やコンクールでは、共同で舞台は使用する。
自分達としてはこうやりたい、という気持ちがあるのはわかる。しかし、大事なことは相手の立 場に立った言動、行動をとることだ。セットの保管場所ひとつでも、多くの学校が同じ場所を利 用する。必ず舞台スタッフ、舞台担当の先生の指示にしたがって、他校に迷惑のかからない配 慮をすべきだろう。ホワイエ(ホールロビー)の利用の仕方も同様だ。ひとつの学校で場所を占 拠してしまったりしない気配りが必要だ。ましてや、稽古を始めたり、ダンスを踊りだしたりな ど、言語道断である。
3、舞台には危険がいっぱい
残念なことに、毎年、全国のホールでは死傷事故が起きている。舞台上にも頭上にも、多く
の器材が並び、また吊られている。大会などでは舞台の入れ替えで、幕間はまさに「戦場」と化 す。多くの演劇部員は「慌(あわ)てる」。急がねばならないが、決して慌ててはならない。そうし た危険を回避するために、舞台に関わる人間は、舞台のルールを知らねばならないし、それら を監督指導する舞台監督が必要になる。
4、舞台監督を決めよう
確かに部員不足に悩む演劇部が多い中、専属の舞台監督をたてることは難しいかもしれな
い。ならば、今回上演する芝居のことが一番わかっている部員(演出家や脚本家が多いと思う が)がリハーサル、本番での舞台監督代行を務めればよい。舞台の袖を引きたいのか、攻め たいのか(出したいのか)、装置の位置はどこにしたいのか、サス位置・大きさはどうしたいの か、吊りものはどのバトンを使用したいのか、その重さはどの位なのか、UP・DOWNはあるの か、あるならどのタイミングなのか、などなど自分達の芝居の全体がわかる者が舞台を取り仕 切る必要がある。全員がキャストとして舞台にあがってしまうならば、場面ごとに手のあいた者 が、舞台袖にいる会館スタッフの方に指示を出すよう段取りを組んでおくといい。舞台での危 険回避もそうした延長線上にある。
(1)舞台監督心得 ※服装は目立たないよう黒で統一させる。
@現場スタッフと部員をつなぐパイプ役
舞台監督は日頃の芝居製作から、スタッフの仕事を取り仕切る重要なポジションであるが、
会館でのリハや本番を取り仕切ることも、大きな任務である。会館スタッフとの事前打ち合わ せも舞台監督が仕切るべきである。自分達が「こうしたい」ということは、部員が勝手に言うの ではなく、すべて舞台監督の最終決定があって、スタッフに伝えるべきである。会館スタッフと の打ち合わせ資料の作り方は後述するので、参考にしてもらいたい。本番当日、急に会館の 備品を使用したいということになった場合なども、舞台監督がお願いし、許可をもらうといった 形を励行してもらいたい。「自分がこの学校の舞台監督である」というのを会館スタッフに覚え てもらうことが大事である。
A指示は大きな声で明確に(危険防止のために)
他校との装置の入れ替え時などには、照明バトンや美術バトンのUP・DOWNが頻繁に行な
われる。その際、「1サス降ります!」「美術バトン降りてます!」など、大きな声で舞台上の人 間に伝える義務がある。部員にはあらかじめ、「はい!」と確認の返事をさせるように訓練させ ておくべきである。装置が袖幕やSS(ステージスポット)などに、引っ掛かりそうな時などにも、 迅速に大きな声で注意しなくてはならない。「大きな声を出すのは苦手で…」などと言っている 場合ではない。命にかかわることもある重要な指示でる。それができない者は舞台監督をやる 資格はない。本当は舞台監督は舞台センターに立って、立て込みやバラシには手を出さず、 全体指示のみすることが望ましいが、人手不足で、それも難しいことか。
B惜しむことなく舞台に関する勉強をすべし!
舞台の約束事、舞台に関する専門用語をしっかり学ぼう。指示・注意を与える側の人間が、
そうした約束事を知らなくては何もできない。舞台の約束事(基礎知識)については、後述する ので参考にして欲しい。
C時間の進行係もやるべし!
本来はタイムキーパーがいて、本番までの時間や、リハ終了までの時間などを、部員に伝え
るのだが、これまた人手不足の学校の場合、舞監がタイムキーパーを兼ねる。首からタイムウ ォッチをぶらさげているのは、そのためだ。大会では、リハも本番も、転換も、制限時間があ る。タイムウォッチの残り時間を計り、大きな声で伝えるのだ。「リハ終了まで、残り15分で す!」「1ベルまであと5分です!」など、指示を出す。特にリハはバラシもも含めて50分、など といったかたちが多いので、バラシ時間も逆算して、リハは終わらせるようにしよう。また、ここ でもやはり、部員には大きな声で返事をさせるようにしよう。
6、舞台について学ぼう
舞台監督のみならず、演劇に関わる人すべて、舞台について学ぶことが必要だ。知ってる人
も知らない人もとりあえず読んで理解し、覚えて欲しい。そこで問題です。みんなは読解できる かな?
<問題>
次の文章をわかりやすく解説しなさい。
「ツラから舞台奥2間半の位置に、シンメに箱馬を置いて、バミって下さい。そこに3サスからコ
モ(コンモ)で単サスを落として下さい。3サスなので、若干うしろからアオリ気味(クビあげ)にな ると思いますが、シーリングからネライをとるので、構いません。人2人分の大きさで、78でお 願いします」(解答解説はのちほど)
(1)舞台区分について
舞台ツラ・ハナ・カマチ
下手 センター(芯) 上手
舞台には区分がある。客席から見て、右側を「上手(かみて)」、左側を「下手(しもて)」とい
う。舞台の一番前をツラ・ハナ・カマチと言う。そこから舞台の奥に向かって、「舞台前」「舞台 中」「舞台奥」と言う。緞帳の前の空きスペースを緞前(どんまえ)。
(2)幕について
【緞帳】
舞台の幕には色々な種類がある。まず緞帳。上下にUP・DOWNする昇降緞帳(青少年セン
ター)、左右に開く、「引き緞帳」(湘南台市民シアター)。その他、「しぼり緞帳」など。
【ホリゾント幕・大黒幕】
ホリゾント幕(ホリ幕)は場面によって色をつけたり、エフェクトマシーンなどで雲、星、雨、波、
虹などを映し出すことができる。室内など色をつけたくない場合には、「大黒幕」(大黒)という、 ホリ幕全体を覆う黒い幕を用いたりする。よくホリ幕に灯りを入れないで使用する学校がある が、ホリ幕を使っている以上、色を入れることが基本である。
【袖幕・引き割り幕】
袖幕は舞台前から「第1袖幕(1袖)」、「第2袖幕(2袖)」、…となる。袖幕は芯(センター)方
向に出すことを「せめる」と言う。「もっと1袖をせめて下さい」などと言う。但し、幕を出せる範囲 は決まっているので、極端にせめることは不可能。どうしてもせめたい場合には、舞台中あた りに、「引き割り幕(中割り幕)」というのがあり、これについては舞台全体をせめきってしまうこ とができる。
【一文字幕(いちもんじまく)】
舞台を客席から見て、左右の大臣柱を含む枠全体のことを「プロセにアムアーチ」(プロセ)と
言うが、アーチの中を横に走る幕(吊りスポットを隠すための横一文字の幕)を「一文字幕」(文 字幕)と言う。大会で学校の希望を聞きながら、一文字幕を上げ下げすることはほとんどない が、芝居をする際には、アーチの高さを高めにするか低めにするかは本来舞台監督が決めな ければならない。また、スポットを幕で完全に隠すか(新劇的方法)、あえて幕を上げ気味にし て、スポットをチラリと見せたりするか(ライブ的方法)など、芝居のスタイルによって、一文字幕 の高さは決められる。
【東西幕】
客席から袖などが見えてしまうときに、「袖が見切れる」と言う。袖幕のせめ方ひとつで、袖の
中が見切れてしまったりする(大きな道具類の入り・ハケ(出し入れ)する場合には仕方がない
のだが)。袖なかを隠すために、袖幕と直角に吊られている「東西幕」を使用する場合がある。 これは会館によってだが、ない場合も多い。
【暗転幕】
本来は暗転中の動きなどを完全にシャットアウトするために使用する幕で、緞帳のすぐ後ろ
にある場合が多い。しかし、最近では暗転はブルー暗転といって、わざと舞台を濃いブルーに 染めて、見せる暗転にする芝居も多く、暗転幕を使用するケースは少なくなった。暗転幕は暗 転時のみの使用が基本なのだが、演出上、暗転幕の前で、前灯りを入れて演技したりするこ ともある。
【紗幕】
これは必要に応じて、「美術バトン」(様々な吊りものを吊るバトン)に吊る。目的は幕の前か
ら灯りをあてて、幕の中を暗くすると、幕中の人や物は一切見えない。逆に前灯りを消して、幕 中に灯りを入れると、幕中が浮かび上がるという技が使える幕だ。色は黒が多いが、白を使用 する場合もある。劇団などは、紗幕に絵を書いて使用したりすることもある。これは会館が所 有している場合もあるので、必要であれば聞いてみるといい。どうしても自前で用意したい場合 は、「農業用寒冷紗」を丹念に縫い合わせて製作するしかないでしょう。本物はとてもとても高 価で買えません。
(3)吊り物について
体育館での公演と大きく変わるもののひとつに、「吊り物」がある。特にアップダウンが伴え
ば、場転も含め、様々な効果が期待できる。しかし大会などでは、他校の吊り位置と重なった りすることもあるので、十分な打ち合わせが必要になる。
@どんなものをどこに吊りたいのか。
スタッフ打ち合わせのときに、舞台担当の方に、自分達はどんなものを、どこの位置に吊りた
いのかを伝えておく必要がある。たとえば、雪カゴを吊りたいという希望があった場合、その仕 掛けはどんなものなのか、持参できる程度のものなら、実際にスタッフに見てもらった方がいい だろう。雪カゴには「幅」がるので、バトンとサスバトンが競(せ)っていて(バトンとスポットの間 が狭くなっていて)、吊れない場合があったりする。また、雪(紙類)はスポット内に入り込むと、 除去がやたら厄介なため、結構吊り位置については、難しいのだ。また、アップダウンがある 吊り物については、手引きの美術バトンを使用するのか、自動式の美術バトンを使用するかな ども決めなければならない。そこで、次のような点に注意して、スタッフに説明できるようにして おこう。
(a)形状がどうであるか(具体的なサイズを知らせる)。
(b)重さはどれくらいか。
(c)何か「仕掛け」があるか。
(d)アップダウンがあるか。
A何を使って吊るのか。
吊る手段は基本的にはワイヤーを使用する。購入時に吊れる重さ(耐久力)を確認するこ
と。あまり重くないものについては、バインド線(黒の針金に似た簡易ワイヤー)を2〜3本よっ て、使用するとよい。看板(板物)を吊る場合や極端に重い物を吊る場合など、ここでは具体的 方法は省略するが、必ずよく相談してから吊るようにしよう。
最後に、ワイヤーと吊り物の「接点」は頑丈なくらい頑丈なっていなければ、恐らく会館スタッ
フは吊ってくれないだろう。ご注意を。
Bアップダウンがある場合
手動の美術バトンを使用して、かつアップダウンがある場合には、綱元(バトンを上げ下げす
るロープのある場所。危険区域に付、基本的には高校生の出入りは禁止)に「バミリ」を使用し なくてはならない。色を統一させ、幅5cm、長さ30cm位の布切れを4本用意しておき、会館ス タッフに「綱元のバミリ用です」と言って渡すようにしよう。電動であれば、高さを機械が覚えてく れるので必要なし。但し、昇降時間がどれくらいかを聞いておく。青少年センターの電動美術 バトンは高性能で、始点、終点に、あたかも手引きしたかのように、ブレーキをかけてくれる。 「手引き風電動美術バトン」とでも呼んでおこう。
(4)知っておきたい舞台の基礎知識
【搬入・搬出】
・運搬してくるトラックのサイズ(ワゴン・軽トラック・2tトラック・4tトラックなど)を明確にしておこ
う。
・搬入日・搬出日・時間を明確にしておこう。
・荷積みはトラックから降ろした順に搬入してゆくので、順番をよく考えて積んでおこう。
・会館スタッフや実行委員の生徒に頼らず、自分達で人手を用意しておこう。
・トラックからの荷おろしを指示する者と搬入されたものを受け取り、置き場・置き方を指示する
人を分けて、段取りよくできるように配慮しよう。
【リハーサル】
・学校でリハーサル練習を積んで、本番のリハーサルに臨もう。下記@〜Gを50分以内に終
了させるには相当な訓練が必要である。
<手順>
[準備]
@必ず舞台監督・照明担当・音響担当は各部署の会館スタッフに「○○高校です。よろしくお
願いします!」と挨拶をして始めよう。
A外履きと内履きを区別しよう。
B学生服のままのリハはできるだけ避けよう。
C音響リハに備え、身体を動かし、発声練習を行なってから臨むようにしよう。
Dタイムキーパーを用意しよう(舞台監督兼務可)。
Eリハ練習に沿って、何を優先させるか、段取りをしっかり作っておこう。
[本番]
@装置の場ミリを行なう。
※場ミリは指定された色のビニテを用いる。ガムテは不可。
※完全暗転時の場ミリは「蓄光テープ」を用いる。ビニテにほそく切って貼り付けたものを用
意しておく。5cm位のビニテを下敷きに貼って持っていると便利。
A人の出ハケ(出入り)、装置移動、転換などの確認を行なう。袖にはSSがあったり、結構出
ハケに戸惑ったりする。また、上下移動の際の舞台裏の導線を確認する。
B音響リハを行なう。聞き手は客席10〜15列目のセンターに座り、音の大小、スピーカーの
使い方に誤りがないか、聞き取る。スピーカーの使い方の誤りとは、たとえば、玄関の呼び 鈴が舞台奥スピーカーから出ず、プロセスピーカーから出たりする誤りなどのこと。
C照明リハを行う。
※音響リハと同時に行なう。したがって、音を決めている間に、照明はどんどんシーンの灯
りを決めてゆく。
D幕開き・幕切れ練習を行なう。これは照明のシーンが決め終わった時点で急いで行う。だい
たいこの辺りで残り5分といった感じであろう。
※緞帳のアップダウンの秒数は計測しておく。県大会の場合は以下の順である。
場内アナウンス→客電が落ちる(同時に本ベル鳴らす)→客電が落ちきる
→(心で2秒数える)→スタート
Eその他、吊り物の高さを決めたり、各校のスペシャルのリハも随時盛り込む。吊り込み自体
は、大概時間外にやってくれるので、会館スタッフ・舞台担当教員に相談する。
F時間内に必ず舞台はカラにして、次の学校に迷惑がかからないようにする。
G必ず「有難うございました!」を忘れずに。
【舞台の約束事・よりよき使用法】
@リハ中、私語をしない。舞台と照明オペレーター、音響オペレーターの会話が出来なくなるこ
とも。
A舞台は走らない。どんなに急いでいても、走らない。
B幕には触れない。本番中、幕を揺らすこともご法度。
CSS(ステージスポット)には触れない。もし、当たってしまったら、スタッフに申し出る。照明の
当たりが変わっているかもしれない。
DLH(ロアホゾントライト)をまたがない。踏み抜いたら、球が割れ、怪我の元に。
Eカマチ(舞台ツラ)から、昇降しない。必ず階段を用いる。
F舞台上で物を作らない。装置の組み立ては当然よいが、ペンキなどは特に厳禁。
G舞台は釘打ちOKのところとNGのところがあるので、注意。OKなら、人形立て(パネルを立
てるために裏から支える三角の補助)にウエイト(重し)はいらない。直接床に釘を打つ。但 し、65mmの釘を浅めに(頭を出して)使用する。75mm釘で深く打ち込むなどは絶対にし ないこと。釘打ちがダメな会館では、ウエイト(通称シズ)を借りる。5kg、10kg、20kgタイプ が多いが、20kgを使う方が安全。20kg1枚を使うより、10kgを2枚の方が安定する。
H舞台に傷をつけないようにする。装置の床面には、パンチの切れ端や、ゴム板などで、養生
(ようじょう)しておくとよい。当然、装置は引きずらない。水・砂・動植物・危険物は厳禁である。 必要な場合にはスタッフに事前に相談しておく。シャボン玉を使用する際も、洗剤の種類や、 砂糖を混ぜ込んだりするので、要相談。ドライマシーンの使用も要相談。
I火気厳禁。火気を使用する場合には、消防署の許可が必要なので、スタッフに相談。クラッ
カーも火気使用である。スモークマシーンの使用はいわゆる「ロスコタイプ」であれば、大概消 防署の許可はいらない。スモークジュース(燃料)は、原液がこぼれないように、器材の下にビ ニールシートやベニヤ板(捨てベニでOK)を敷く。
J雪などの細かい素材が舞台に落ちたり、広がる場合には、回り舞台の隙間や迫り(セリ)の
隙間に幅広透明テープを貼り、入りこまないようにする。
K舞台監督の声かけには大きな声で返事をする(習慣をつけておく)。
L緞帳ラインを確認しておく。緞帳ラインに人や物があると、緞帳は閉めてもらえない。
Mホリ幕裏を通過する際には、揺れるので注意。青少年センターは揺れ防止策がとられてい
るので大丈夫だ。
N緞帳のアップダウンをする人(本当は舞台監督)は、あらかじめインカムを確認し、照明・音
響オペレーターと話しをしておく。インカムのラインの長さも確認しておく。短くて、舞台の中が インカムをつけたままでは見れない場合もあるので、注意。
O幕のゴミは箒(ほうき)かガムテで取る。
P幕類の吊りは、「片蝶々結び」で行なう。その方がバラシやすいのだ。センターから外に向け
て吊る。
Qバトンに結ぶための「鉄管結び」の仕方をマスターしよう。
S照明・音響のコードを巻く「8の字巻」を覚えよう。使う際にこんがることがない。
21尺貫法を覚えよう。
1間(けん)…181,8cm(ベニやの長い方の寸法)
半間(げん)…90,5cm(ベニヤの短い方の寸法)
1尺(しゃく)…30,3cm
1寸(すん)…3,03cm
1分(ぶ)……0,303cm
ベニヤをイメージするとよい。舞台間口は7間と言ったら、ベニヤ7枚分の大きさ。
22舞台図面の書き方
<平面図>
・装置は「赤字」で書き込むとよい。
・置道具の名称や特記事項は書き込む。
・必ず定規を使用する。
・高さは「+」で表記する。
・吊り物は図面左にあるバトンナンバーで○で囲み、何を吊るかを明記する。
<正面図>
.・平面図と寸尺を同じにする。
・色鉛筆で彩色する。
「6.舞台について学ぼう<解答>
<問題>
次の文章をわかりやすく解説しなさい。
「ツラから舞台奥2間半の位置に、シンメに箱馬を置いて、バミって下さい。そこに3サスからコ
モ(コンモ)で単サスを落として下さい。3サスなので、若干うしろからアオリ気味(クビあげ)にな ると思いますが、シーリングからネライをとるので、構いません。人2人分の大きさで、78でお 願いします」
<解答・解説>
ツラ…舞台ツラのこと。舞台面の客席側の先端。ハナ・カマチとも。
シンメ…シンメトリー(左右対称)
コモ(コンモ)…上下(左右)同一回路のこと。
●舞台の一番前から、舞台の奥に向かって、4m50cmの位置に、左右対称に箱馬を置いて
目印をつけて下さい。その場所に3サスから2ケ所に同一回路で、単サスを落として下さい。単 サスの位置が箱馬より後ろの3サスなので、若干うしろからあおるような感じで照明があたると 思いますが、客席天井部にある前灯りのシーリングライトから、その箱をねらって光をあてるの で、バックサス気味になっても構いません。その単サスは人が2人入れる大きさで、カラーシー トNo.78(透明感のあるブルー)を入れて下さい。
【付録】 スタッフ打ち合わせ資料(見本)
学校名/
作品名/
顧問名/
部長名/
部員数/男子 名、女子 名
搬出入にあたれる人数 人
搬入日 月 日 時頃 tトラック使用
搬出日 月 日 時頃 tトラック使用
リハ日 月 日 時〜 時
1、舞台関係 舞台監督名/ 舞台係名/
(1)舞台平面図(別紙)
(2)舞台正面図(別紙)
(3)吊り物/有・無
@( )バトン番号( )、重さ( )Kg、UPDOWN 有・無
A( )バトン番号( )、重さ( )Kg、UPDOWN 有・無
B( )バトン番号( )、重さ( )Kg、UPDOWN 有・無
(4)火気使用/有・無
内容/ 使用日・時間帯 月 日 時頃
(5)バミリテープ 色
(6)その他
2、照明関係 チーフ名/ 照明係/
(1)仕込み図(別紙) ※ない場合には「なし」と明記。
(2)サス位置図(別紙)
(3)Q表(別紙) ※Q1は暗転から始まるので注意。
(4)持ち込み品 ※ない場合には「なし」と明記。
(5)灯入れ 有 ・ 無 内容/
※街灯など本番中に灯りを入れる舞台小道具
(6)その他
3、音響関係 チーフ名/ 音響係/
(1)仕込み図(別紙) ※ない場合には「なし」と明記。
※基本的には舞台上のスピーカー位置などを明記。
(2)使用スピーカー
プロセ・舞台奥・舞台サイド(モニター)・客席サイド・その他( )
(3)使用器材
MD 台、CD 台、その他( )
(4)持ち込み品 ※ない場合には「なし」と明記。
(5)使用マイク
※大会の場合、舞台袖(陰マイク)、リハの際に用いる客席のマイク(ガナリ)は用意
されている。
(6)その他
※台本は舞台用2冊(きっかけQが書き込まれたもの)、照明用1冊(きっかけQが書き込ま
れたもの)、照明用台本1冊(きっかけQが書き込まれたもの)をスタッフ打ち合わせ会の際 に持参する。審査員用台本は事務局から指示がある。
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